粒録”

ツブログ。写真とつぶやきのログ。

20200914_我が家の犬の写真を満足行くように撮るための、ワンコ撮り方自己流備忘録。

テレワークで通勤から解放されているので、朝の時間が有意義に使えているのが本当にありがたい。最近はもっぱら犬の散歩に行くのが日課になっています。こちらも運動になるしちょうど良いやと思っていたのですが、そうなるとやっぱり写真撮りたくなるよね、ということで愛犬写真熱が高まってまいりました。

ずーっとプログラムオートで撮ってしまっているので、あんまり考えずに撮っていたのですが、せっかくこんなに習慣的に撮るんだし、なんかうまく撮れたらいいなぁ、と漠然と考えていて。まだまだ試行錯誤をしつつで、人に教えられるようなことは何もないのですが、それでもたまにうまく撮れたものがあると、その時に工夫したこととか、こうすれば上手くいくじゃん!と発見したことをログしておきたいな、と思うようになりました。てことで、自分用の備忘録が主目的ですが、もし他の方(特に、iPhone以外のカメラで撮るときにどうしたらいいかよく分かんないくらいの初心者の方)に参考になる内容があるといいなと思い、公開しておきます。

前置き(言い訳)が長くなりますが、素人のメモなので、間違ってること書いててもご容赦ください。また、修正/追記内容を見つけたらちょこちょこ編集したいと思います。

なお作例は個人的な嗜好から柴犬成分多めなのでご了承ください。すべての柴犬好きに送りたいです。柴犬かわいいよね。

目次;

 

撮影機材と環境

こんな感じです。

  • カメラ:Canon EOS 6D mark2
  • レンズ:Canon EF70-300mm F4-5.6 Di VC USD TS(名前長いな)
  • 場所:朝の公園・ドッグラン(木陰が多いのでやや暗め)
  • AFの動作:AIサーボAF(AF押してる間は動いてるものにずっとピントを合わせ続ける)
  • 測距エリア:スポット1点AF(ピンポイントで合わせに行く。頑張って目を狙います。)
  • その他:シャッタースピード優先モードでひたすら高速連写。親指AF。*1

 

まず、やはりローアングルで撮る。

どの写真教室でもblogでも言われることだと思うけど、やはり犬目線で。しんどいけど、しゃがみ込んで撮るしかないですね。人が立った姿勢から見下ろして撮るとどうしても、ね。子供なら子供、犬なら犬の目線の高さから撮りましょう、というのはよく聞く話です。大人はしんどいけどしゃがみましょう。足腰鍛えられますよ。

ちなみに超どうでもいいですが、撮影するときにはこのパンツがすごい楽。しゃがむのも楽だし、汚れても洗ってすぐ乾きます。(ドッグランでしゃがんで撮ってるとかなりの確率でワンコたちの襲撃を受けて汚れます。汚してくる子みんなかわいい。)

UNIQLO - ウルトラストレッチアクティブジョガーパンツ

 

 

背景に緑を入れて映えを狙う。

ドッグランの撮影で気を付けたいポイント。土の色ばかりだと赤柴が同化してしまう。。背景がグリーンだと気持ちよく赤も白も黒もゴマも全柴犬が映えます。かわいい。

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野球少年が来たりします。うちの子の顔がドロドロでかわいい。

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落ち葉と緑もかわいい。

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応用編で、水たまりもあります。雨上がりは危険と隣り合わせですが、映えます。

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危険、ですけどね...ドロドロかわいい。かわいいけど抱きつかないで欲しい。

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望遠レンズは必須。

いつもは単焦点広角レンズ万歳!!の自分ですが、動く犬の撮影では望遠レンズ必須です。走り回る犬を追いかけてる場合じゃない。自分が使っているのは70-300ですが、400くらいあったらもっと楽になるなぁと思ったりします。300mmでも結構トリミングしちゃったりするし。でも大きいレンズって振り回せないんですよね。マイクロフォーサーズのカメラとかこういう時活躍しまくりそう。フルサイズ重い。。

明るい外で撮るのがメインなので、明るさはF4で十分ですね。手振れ補正はめっちゃ助かってるので、無いとしんどいです。

 

望遠レンズだと前ボケ(というか障害物)入れやすいです。顔が隠れててかわいい。

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本当なら動物瞳AFが欲しいところだけどないのでAIサーボでカバー。

動物瞳AFめっちゃ使いたい。けどそんな機能はEOS 6D mark2には搭載されてないので仕方がない。。。SONYのα7 ivとか出たら買い換えたい気持ちがずっとあります。今のところはファインダー覗き込みながらスポットAFで合わせています。親指AFは設定していて、走り回る犬に向けてほぼAFボタン押しっぱなしにします。AIサーボAFにしていると押しっぱなしの間はずっとピントを合わせようとしてくれるので、まぁまぁ合います。

動物瞳AFが効いて、それがずーっと追っかけてピント合わし続けてくれると、こういう写真めちゃくちゃ撮りやすくなるんだろうなぁ。。とSONY勢を羨まずにはいれません。。。

拡大するとちょっとピンボケでかわいい。

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飛行犬撮るのむずいけどかわいい。

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シャッタースピード優先。

これすごい大事。でも恥ずかしながら最近気づきました。動きまくるワンコたちがブレてブレて仕方なかったんですが、1/800くらいのシャッタースピードにするとなかなかピタリと止められます。プログラムオートで撮ってる場合ではありませんね。ちょい日陰が多めの木陰のドッグランで、曇りの日の朝、みたいな状況でも、1/800だと光量が足りないことにはほぼなりません。柴犬ドリルもわりと止められるくらいなので、かなりいいです。もうちょっとシャッタースピードを落としてもいけるかもしれませんが、今のところ1/800が良い感じ。プログラムオートで撮っている写真のデータ見てみると、だいたい1/100〜1/320くらいでうろうろしてるようです。シャッタースピード優先モード(Canonだとtvモード)で撮りましょう。

1/800固定だと、ジャンプして飛びかかろうとするのもバッチリ止まります。

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互いにジャンプしてぶつかり合う瞬間もこの通り止まります。(顔がマジですが、ウチの子は楽しいとこうなります。)歯が出ててかわいい。

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1/800固定だと、これくらい止まります。うちの子の顔...ウソでしょ...かわいい。

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1/200だと、ちょっとブレますよね。

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1/125では、柴ドリルは止められません。顔が歪んでてかわいい。

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プログラムオートで撮った1/100だと、柴犬のワンプロはブレブレです。

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1/320だとまぁまぁ止まります。少し脚がブレますが、それがスピード感につながっている気もしますね。あーんと開けた口は綺麗に止まってるし。尻尾丸くてかわいい。

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流し撮りがうまく行くと、1/100でもまぁまぁ綺麗に収まる(こともある)くらいです。走っている写真だとこれくらいで脚がブレている方がスピード感があっていいのかも。

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トリミングは正義。なのでフルサイズも正義。高画素もきっと正義。

動きまくるワンコに対しては、撮影は構図よりシャッターチャンスとピントが勝負と思っています。なので、普段はあんまりトリミングしない派ですが、犬写真の構図を整えるのにトリミングするのはよしとしています。なので、フルサイズで撮影するの大事。そんでできれば高画素のカメラで。。。(SONYのα7R ivとかいいよね・・・ホントいいよね・・・) でもブログとかハガキサイズの印刷ならEOS 6D mark2でも全然耐えられますよ(と勝手に思っています)。あまりに高画素だと普段の写真ファイルがいちいち重くなりそうで怖い。

 

 

RAWファイルの現像はとりあえずLrで自動補正かけて、色温度・露光量・シャドウ・自然な彩度あたりを微調整。

これはまぁ...好みもありますよね。心ゆくまで現像調整するのも楽しいのですが、自分は時間がない時にはまずLightroomで自動補正ですね。でそこからちょこちょこと。最近気にするようになったのは色温度で、柴犬の白い毛の部分が青白くならないように気をつけて色温度を少し調整したりします。赤柴(茶色の毛の柴犬)は、色温度がちょっと高めの方が毛色がはっきりしてかわいいと思います。

  

 

他のワンコとのやり取りやストーリーを想像する。

もう、何やってんの?って瞬間が多すぎるので、そこを見逃さないように観察しながら撮っています。ワンプロも撮影チャンスですが、それ以外にもストーリーがいっぱいあって、ドッグランは気が抜けません。

おしりの匂いに興味津々すぎて、自分が匂われているのに気づかないのかわいい。

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仲良し幼なじみとサラダバーでデート。後ろ姿がかわいい。

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水場もストーリーありますよね。威嚇する柴犬かわいい。傍観するうちの子もかわいい。

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チュッチュするのもかわいい。

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一人でも。動きたくなさすぎてかわいい。

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他の子にビビって椅子の下から出てこないのかわいい。

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一瞬を見逃さないために連写しまくって捨てる。

動きまくるワンコの一瞬の変顔を狙いすますのは無理なので、他のワンコと遊んでいる時は連写しまくります。フィルムじゃないので、とりあえず撮影の時は思い切り連写しておいて、あとで確認するときに面白い瞬間やバッチリイケてる瞬間だけ残して思い切り捨てるつもりでいきましょう。中途半端な写真を残していると、HDDの容量がいくらあっても足りません。。。大体1時間のドッグランでは平均300枚くらいは撮りますが、半分の150枚はまず捨てるつもりで。

追いかけっこの最中に尻尾を噛まれてびっくりした瞬間のアメコミみたいな表情。かわいい。

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ヒップアタックされる直前の表情。あわわ、ってこんな表情するんですね。かわいい。

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そんな声出さんでも聞こえてるって!めっちゃツバ飛ぶやん!の顔かわいい。

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ワンプロ中に本当のプロレス技繰り出すうちの子かわいい。脚はやめてー、と背中が語る。ふんっ!て顔も超かわいい。

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なんか分かんないけど高まってるのかわいい。

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シャッ!隙あり!!絶対絶命かわいい。

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(2020.09.23追記)ISO値はオートに設定。

こないだ久々にやってしまいましたが、何撮ってもほぼ真っ暗なんですよね。カメラが壊れたのかと思いました。。プログラムオートで撮るとちゃんと写るので壊れてはいないけど、シャッタースピード優先で撮ると真っ暗。オートだとワンコのスピードには追い付けないので、シャッタースピード優先にしたいんだけど、そうすると暗くなる。曇りの日の木陰の下とはいえ、こんなんで明るさ不足ってのもちょっとなぁ・・・と疑問に思っていろいろ触っていると...やっぱり。ISOがオート設定から100固定になっていました。どこかで触っちゃたみたいですね。初歩的ですが気をつけましょう。

ちなみにISOとはざっくりいうと、低い方が写真は綺麗になりますが、明るさが必要になります。ISO100はかなり低いので、明るさ(もしくはシャッターが開いている時間)を必要とするのですが、シャッタースピードが1/800とかだと、シャッターが開いている時間が短すぎて取り込める光の量が足りなかったんですね。納得。

 

 

 

 

というわけで、つらつら書いてみましたが、今後もいろいろ気をつけつつ、犬を撮る生活を続けてまいります。不定期に見直して、他のポイントに気がついたらまた追記します。

*1:親指AFって何、ってのはググってください。